インドアOLの休日の過ごし方

羊と鋼の森

音も言葉も映像もすごく綺麗で静かな映画でした。 ピアノが大好きなピアノ調律師の主人公が、ピアノを通して様々な人と関わり、寄り添い、成長していく物語です。 好きなことを仕事にするということの喜びと苦しさが感じられました。 ラストシーン、ピアニストとして生きていこうと決意した高校生の女の子が、母から「ピアノで食べていくって、すごく大変だよ」って言われた言葉に対して、「ピアノを食べて生きていくんだよ」と返した台詞がすごく印象に残っています。 私も何かを食べて生きていくくらいの仕事にしたい。好きなことを直接仕事にできなくても、生活のためとか会社のためとか、そういうのじゃなくて、やっぱり好きだからやる仕事をして生きていきたいなぁなんて思います。

監督:橋本 光二郎
原作:宮下 奈都
脚本:金子 ありさ
出演:山崎賢人・鈴木亮平・上白石萌音 他
劇場公開日:2018/6/8
-参考サイト-
〉羊と鋼の森:作品情報-映画.com